第14話・ラビット、メル友捜索中

[前回までのあらすじ]
 ラビのおかげで酷い目にあった海ちゃん。
 そんな海ちゃんにもついにメル友ができたのだが・・・
 ついに運命の歯車が回る瞬間である。


第14話「ラビット、メル友捜索中」


 海ちゃんは相変わらず学校のパソコン室でネットしていた。
 実はラビの知らない間に「帯広の小学生」と「恵庭の大学生」の二人とメル友になっていたのだ。
 そんな中、掲示板を見ていた時、一つの掲示板が目に付いた。
 その掲示板にはアドレスも公開されているのだが、明らかにそのアドレスは我が大学のメールアドレスだった。
 解読してみると、どうやら同じ大学1年でしかも法学部らしい。
(あれ?ラビと同じ学部かぁ)
 と海ちゃんは思ったため、ラビに調査してもらうよう依頼した。
「なぁなぁラビちゃん。実は君と同じ学部の人がメル友を募集する掲示板に書き込みをしているのだよ。だからどんな子か調べてみてよ」
「あぁいいよ」
 意外にも二つ返事でラビは承諾した。
 この時は何も疑問に思っていなかった海ちゃんなのだが・・・
 
--数日後--

「海ちゃん。例の人は玉ちゃんという女の子らしいよ」
「へぇそうなんだぁ。ネットだと虚偽をする輩がいるからいまいち信用にかけるんだよね。でも真実そうでよかったよ」
 この辺りで少々疑問を感じ始めた海ちゃんだった。
(何で外道はここまで調べてくれるんだ?何か怪しいなぁ)
 そんなこんなまた数日後の出来事だった・・・
 ついに外道の本性が見える事に。


[次回予告]
 なぜかはいはい言う事を聞く外道君
 しかし、次回ついにその理由が明らかに!
 改めて外道のすごさが垣間見える衝撃事実が!!

第15話「ラビット流、熊の捕獲の仕方」にご期待ください!


※この物語は真実に基づいたノンフィクションです

総監督 海ちゃん
制作協力 みっつ


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